津井の家    (兵庫県南あわじ市)  2015/11 竣工


改修後西側外観改修後南側外観LDKからデッキへダイニングよりリビングを臨むLDK吹抜ダイニングキッチンLDK窓側を臨む小屋裏スペース仕事部屋エントランス塀の左官仕上瓦の重なり棟の連なり改修後南側外観改修後西側外観改修前 道路側からの外観改修後 道路側からの外観改修前 南側外観改修後 南側外観

この住宅は淡路島の南部、いぶし瓦の窯元が並ぶ津井という集落の中にあり、80年ほど前に建てられた木造2階建の住宅を改修したものです。

田の字の座敷の間取りのうち、表側の二間をリビングダイニングに変更し、裏側のうち一間をキッチンとそれにつながる水周りに変更しました。

今回、東側の鉄筋コンクリート造の離れ部分と世帯を分離するため、既存の玄関はそのまま東側離れの入り口にし、西側にあった離れの南側に新たに玄関を設けました。

母屋、離れとも、屋根形状が入母屋であったのを、今回、切妻屋根に変更し、より、すっきりとした外観になっています。また、外壁の漆喰部分は黒漆喰に、腰から下は岡山の焼杉板を使い、素材感のある仕上で壁面を黒くすることで、いぶし瓦を浮き立たせています。内部空間も、モルタル掻き落とし仕上や土壁、漆喰など、数種の左官仕上を用いて、やわらかい雰囲気の空間になっています。


KenNagao & Associates Architectural Design Studio 2014